相続における換価分割とは?遺産分割協議書の書き方や注意点など
換価分割とは、不動産や土地などの現物として残された相続財産をお金に換金し、その価値に応じて、相続人の間で分割する方法のことです。
換価分割におけるメリットは、主に節税対策になる点にあります。
■遺産分割協議書の書き方
換価分割を行う場合には、不動産などを売却してお金に換える必要がありますが、亡くなった方の名義のまま売却することはできません。
そのため、被相続人名義に変える必要がありますが、相続人全員の名義に変えるか、代表者の名義に変えるかで、遺産分割協議書の書き方が異なります。
相続人全員の名義に変える場合、それぞれどのくらいの割合で所有するかを記載し、その不動産を売却のうえで、分割を行う旨を記載します。
代表者の名義に変える場合、誰が所有権を取得するのかを記載し、その後に売却をしてどのくらいの割合で相続人が取得するのかを記載します。
この際の注意点としては、そもそも売却の場合に希望に沿った売値がつかない場合などがあり、取得できる金額が減ってしまう点です。
さらに、手間がかかることも念頭に置いておく必要があります。
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