成年後見人の仕事と役割
成年後見人が行わなければならない仕事と役割は実に多様です。
まず、成年後見人には「財産管理」と「身上監護」という2つの権利・義務があります。
財産管理とは、その名の通りご本人の財産を保護するためのものであり、具体的には「収入・支出の管理」「現金・預貯金などの管理」「納税や確定申告などの税務処理」などが挙げられます。次に身上保護とは、ご本人が主体となって行う契約を代わりに行うことにより、ご本人に適切な契約関係を結ぶという形で保護するものです。具体的には、医療や介護などに関わる契約が該当します。
また、成年後見人は年に1回ほど、家庭裁判所に報告を行わなければなりません。加えて、家庭裁判所は必要に応じて成年後見人に対し、報告を求めることが可能です。他にも、居住先や入所施設の変更等ご本人の生活に変化があった場合は家庭裁判所に報告する必要があるなど、多忙な方にとってはご負担になってしまう場合もあります。この報告を怠ると家庭裁判所に成年後見人を解任されてしまう可能性があるため、成年後見人となる方は充分に注意を払う必要があります。
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