親族を後見人にするメリット・デメリット
■親族が後見人となるメリット
成年後見人となるのは、大きく分けて2種類存在します。
一つは、親族が後見人になる場合であり、もう一つは弁護士などの専門家が後見人になる場合です。
以下に、親族が後見人になるメリットをご紹介します。
・本人からの信頼が厚く、精神的負担が少ない
・本人の家庭の事情をある程度知っているため、後見開始がスムーズに行える
・後見人が本人の生活に身近な存在であるため、身の回りに関する契約について意思疎通がとりやすい
もっとも、成年後見人は定期的に家庭裁判所に後見について報告する義務を負っているため、報告資料などの作成が必要になります。
また、親族による本人の財産への着服といった事例も多く存在するため、親族が後見人となることについてはメリット・デメリットがそれぞれ存在しているといえます。
司法書士行政書士さとう法務事務所は、神奈川県横浜市を中心に、横浜市都筑区、港北区、青葉区、緑区、川崎市宮前区など、地域にお住まいの方のご相談に広くお応えする成年後見に強い司法書士行政書士事務所です。
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