
相続
相続とは、亡くなった方の一切の権利義務を、家族などの相続人に引き継がせることをいいます(民法892条)。
相続には、そもそもどんな財産を亡くなった方が有していたかを調べる相続財産調査や、誰が財産を引き継ぐ相続人であるかを調べる相続人調査など、様々な手続きや調査が必要です。
また、相続人が複数人いる場合、遺産をどのように分け合うのかが決まったら、遺産分割協議書を作成することが大事です。
特に、不動産などの価値の大きい財産の相続については、後のトラブルを回避するため慎重に手続きを行うことが求められます。
また、これらのトラブルを回避するため、遺言作成などによる予防策も重要です。
相続についてお困りの際はお気軽にご相談下さい。

生前対策
相続においては生前対策を行うことが非常に有効です。
主な手段としては生前贈与や遺言、家族信託、不動産の活用といったものがあります。相続が実際に行われる場面になってからの対策ではスムーズな対処ができない場合があります。例えば、不動産のような額の大きいものを相続する場合、納税額に手元の資金が足りないといった事態が考えられます。生前対策はこのような事態を防ぎます。
また、相続税を少しでも減らしたいと考えた場合に生前でなくてはできない対策がいくつも存在しています。
当事務所では税理士や弁護士とも連携して生前対策を行っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

成年後見
「高齢の親が詐欺被害などに巻き込まれてしまわないか心配だ」
「祖父に認知症の疑いがあるが、自身名義の預金を祖父が管理できるか不安に感じている」
このように、ご家族の日常生活や金銭管理をめぐってご不安を募らせている方は決して少なくありません。
事実、ご家族の判断能力の低下に気が付かないうちに詐欺被害に遭ってしまったなど、悲しいニュースが後を絶ちません。
痛ましい被害が発生してしまうその前に、ご家族のためにできることがあります。
それが「成年後見」と呼ばれる制度の活用です。
成年後見制度を活用することで、ご家族が詐欺被害に遭うリスクを回避することができるほか、日常生活を送る上での安心をもたらすことができるのです。
成年後見制度の活用をご検討の方は、当事務所までお気軽にご相談ください。